お菓子とは関係ないし、多少マニアックでもあるので書くのを多少ためらいますが、
個人的には人生の節目を感じるのでお付き合い願います。
中学生の頃だからもう45年以上も前のことですが、ビッグボールペン提供の「フォークフーテナニーテー」というラジオ番組がありました。
ピーターポール&マリーやジョーンバエズなどアメリカのフォークミュージックを日本に紹介する草分け的な内容と記憶してます。
その番組のテーマソング「Nothing To It 」を演奏しているのが、マイfavoriteギタリスト&シンガーのドックワトソンでした。
アコースティクギター1本で大変スリリングなプレーで、何度聴いてもあきないフレーズが長い付き合いの始まりでした。
その彼が先月末89歳で逝ってしまいました。
4月までコンサートに出ていたそうですので死の直前まで現役バリバリでステージをこなしていたんです。
3月に5弦バンジョーの神様アールスクラッグスに続いての悲報に言葉もありません。
写真のギターは中学1年の時に買ったものですが、特別な思いのあるものです。

昭和51年九段下のホテルでギターワークショップがあり下手くそな演奏を添削してもらった時に頂いたサイン入りのお宝です。
もちろんドックは全盲なので息子のマールがサインしてくれました。
そのマールも事故死して20年以上になります。
アコースティックギターの神「Doc Watson」を聴きながら、ご冥福をお祈りします。